鳴狐人物紹介 刀剣乱舞

鳴狐

背景紹介

鎌倉時代の刀工、粟田口国吉作の打刀。
お供の狐を連れており、好き以外の感情表現のほとんどを狐が行う。
それを見て周囲が驚くことを密かに喜んでいる

ゲームの中には自分の感情を押し殺している訳ではなく、ただ単に人付き合いが苦手なだけ。鳴狐とお供の狐の信頼関係は言葉には表せない、のか? (原作ツイッターより)
    「維新の記憶」時代など、序盤から多くの合戦場でドロップする。
    よく喋る高い声がお供、時々ぼそりと喋る低い方が鳴狐。どちらもCVは浅沼晋太郎
    入手時の台詞では、鳴狐が喋る前に「本体」と表記されているが、破壊台詞からすると腹話術ではないらしい。
    顔につけているのは、面頬(メンポオ、またはメンボオ)と呼ばれる顔面を保護する防具。
    性能としては偵察の初期値が打刀で最も高く、統率・衝力・隠蔽が2位。最低値を取っている数値が無いのも特徴的。
    サービス開始当初は「本丸(負傷時)」のセリフは二種類存在したが、2015/02/18時点で一種類しか再生されなくなったことがユーザーにより確認されている。
        なお、消されたセリフは「「申し訳ない主どの。鳴狐は今眠っておりますので……」」(←要反転) 今後再び聞けるようになるかは不明。
    小狐丸と一緒に出陣すると、回想其の13が発生する。

とても冷静なひとです。そこで鳴狐にかんす物語はある見でください

鎌倉時代の刀工「粟田口国吉」が打った刀。差表に銘が掘られている珍しい打刀。重要文化財であり、東京国立博物館が所蔵している。
        だがどちらかと言うと平造りであることの方が珍しかったりする。同時代の刀は鎬造りが基本で、平造りの長い刀はこの時代には極めて少ないため。
    国吉は短刀の作刀が多く(と言うか粟田口一門全体がそうだが)、鳴狐ほど長いものは稀。
    旧国宝(戦前の重要文化財にあたる)だが、指定された年度が昭和6年と、蛍丸と同期。
        正確にはこの年は国宝指定が1月と12月の二回行われているため、12月指定の蛍丸より1月指定の鳴狐のほうが早い。
    鳴狐の名前の由来は不明(狐の物の怪を斬った断末魔が元ネタだという"仮説"もある)だが、出羽国山形藩の秋元家に伝来した。
    刃渡り一尺七寸八分(54.0cm)、反り五分(1.5cm)と、長さの割に反りは深め。なお、何気に脇差の堀川国広(一尺九寸五分)より短かったりする。
    元幅九分二厘、先幅六分九厘と幅自体はこの時代としては普通。だが、重ねは元二分六厘、先二分と鎌倉の刀としてはかなり厚めであり(古い刀は研ぎの回数が多くなるためどうしても細く薄くなりがち)、ほとんど研ぎ減らずに大切に扱われたことがうかがえる。
    図鑑にある「差表」とは刃を上にしたときの茎(なかご、刀身の柄に被われる部分)の左側のことで、こちらに刀工の銘があれば刀と判断、逆に刃を下にした時の茎の表に銘があれば太刀と判断される。